ヨーグルトブルガリアヨーグルト♪ のCMソングの影響もあり、ヨーグルト発祥の地はブルガリアだと勘違いしがちですが、実は発祥地はブルガリアでもギリシャでもなくトルコ説が有力です。

トルコ語の「Yogurt(ヨウルト)」という言葉が「ヨーグルト」という言葉の由来と言われています。

約7000年前、生乳を入れた容器に乳酸菌が偶然入り込み、周囲の環境と適応して誕生したのがヨーグルトだと考えられています。

ヨーグルトは、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品です。

乳牛、水牛、山羊、馬、ラクダなどの草食動物から搾乳します。

日本には仏教伝来とともに寺院内に伝わりましたが、庶民の生活に定着するには至りませんでした。

戦後、各メーカーがヨーグルトを生産し、寒天やゼラチンで固めたヨーグルトをガラス瓶に入れて販売しましたが、消費者にはその外観は不評でした。

更に、独特の香りと強い酸味のあるプレーンタイプヨーグルトは日本人には馴染めず、普及はなかなか進みませんでした。

一方、本来は遊牧民であるトルコ人は、牛、羊、ヤギの遊牧を盛んに行なっていたことから、ヨーグルトを含む乳製品は舌に馴染み深い食べ物です。

ブルガリアやギリシャなどのバルカン半島の人々も、ヨーグルトを主食の1つとして頻繁に口にしています。

バルカン半島西部にあるアルバニア共和国には、「凍死したおじいさんが、七匹のヤギがくれた不思議な力を持つヨーグルトで生き返る昔話」があります。

 

食材データ

種類:加工食品
旬の季節:年中

主な効能

便秘、下痢の改善
種々のガン予防
降圧作用
花粉症予防

 

栄養成分

ヨーグルトの栄養素微生物学者イリヤ・メチニコフ氏がブルガリアを訪問した際、伝統食品のヨーグルトが現地の人々の長寿に作用している事を発見、「ヨーグルト不老長寿説」を発表しました。

その後、1908年に同氏はノーベル生理学・医学賞受賞を受賞しています。

牛乳を原料とするヨーグルトには、牛乳と同じ栄養分(タンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、マグネウム等)が含まれていますが、乳酸菌の働きによってタンパク質、脂質、糖質等の性質が変化します。

乳酸発酵により、タンパク質の一部がアミノ酸分解され消化吸収し易くなるほか、タンパク質中の「カゼイン」も吸収し易くなります。

腸内には、およそ1.5kgもの腸内細菌が棲んでいます。

菌の集合体を「腸内フローラ」と呼びますが、腸内フローラには腸内環境を整えてくれる善玉菌と、腸内環境を悪化させる悪玉菌が混在しており、悪玉菌の勢力が強ければ便秘や下痢になる等、お腹の調子が悪くなるのはご存じの通りです。

健康な人の腸内フローラには、「ビフィズス菌」等の腸内バランスを整えてくれる善玉菌の割合が高いのです。

ヨーグルトの「乳酸菌」が腸内環境を良い方向へ導いてくれます。

腸内フローラのバランスは1日サイクルで入れ替わりますので、「ヨーグルトを毎日100 g程度食べ続けること」で腸内環境が整えられます。

「コレステロール値を下げる」、「花粉症予防」効果も謳われています。

ビフィズス菌はヨーグルトには含まれていません。

ビフィズス菌を増やすには、ビフィズス菌が添加されている乳酸飲料を摂る必要があります。

乳酸菌やビフィズス菌には、「腸内環境を整える」、「免疫向上」、「美肌」等の効果があるとされます。

ヨーグルトに含まれるミネラル成分の一種、マグネシウムは、カルシウムと密接な関係にあり、骨の健康を維持してくれます。

 

特徴

牛乳を飲むとお腹を壊してしまう「乳糖不耐症」の人でも、ヨーグルトなら軽減する場合があります。

これは、ヨーグルト形成における過程で、乳酸菌がラクトースをグルコースとガラクトースに分解するから、だそうです。

「カスピ海ヨーグルト」に始まり、御家庭内で自家製ヨーグルトを作るのが一時ブームになりました。

ですが、雑菌混入を完全に阻止できない環境においては、乳酸菌とともに環境内の雑菌(大腸菌等)が混入し、増殖する危険性があります。

ヨーグルトを食べるタイミングはお好みで。

朝食べなきゃ、夜食べなきゃ、とこだわる必要は特にないそう。

好きな時に100 g程度の量を毎日食べ続けるのが健康の秘訣とか。

搾乳する動物の種類によって、ヨーグルトの味や質(濃厚であったり、サラリとしていたり)に変化が生じます。

 

種類

原材料(乳成分)は、沖縄県、北海道、オーストラリア等で調達しています。

製造は、沖縄県、栃木県、岐阜県、佐賀県、東京都、神奈川県、広島県等です。

市販ヨーグルトは「容器に充填してから発酵させるハードタイプヨーグルトの後発酵」と、「タンク内で発酵させた後、容器充填するソフトタイプヨーグルトの前発酵」の2種類に分けられます。

「プレーンヨーグルト」、「ドリンクタイプのヨーグルト」、「フローズンヨーグルト」等があります。

 

レシピ

ホットヨーグルト (温ヨーグルト)

「加熱し過ぎると乳酸菌が死んでしまう」、「ヨーグルトが分離する」などの支障が出るが、ダイエット中の方にお勧めのレシピ。

その場合、(糖分無添加の)プレーンヨーグルトと水のみ、を混ぜ合わせること。

食べなさすぎて便秘がちの方にも、ヨーグルトの整腸効果が期待できる。

 

フローズンヨーグルト

飲むタイプのヨーグルトを冷凍すると、フローズンヨーグルトになる。

アイスクリームに添えるなどして食べると美味しい。

糖分過多が心配な場合は無糖の物を。

フローズンヨーグルト

 

ヨーグルト~毎日食べ続けることで腸内環境が整えられる~ まとめ

腸内フローラの善玉菌の働きを促してくれるヨーグルト。

ヨーグルトに含まれている乳酸菌が腸内バランスを整えます。

腸内フローラのバランスは僅か1日で入れ替わるため、毎日ヨーグルトを食べ続けることが健康の秘訣です。

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