鶏肉鶏はキジ目キジ科の鳥類。

祖先はアジアから東南アジアにかけて生息する「赤色野鶏」だとされています。

これを人間が家畜化し、牛、豚と並んで代表的な家禽とし、その肉はケイニク(鶏肉)と呼ばれて日常的に食べられるようになりました。

あまり体脂肪を含まない鶏肉はヘルシーな食材として人気があります。

日本には、弥生時代に家畜の豚と共に伝来しました。

「明け方の―ともろともに起きよとたたく水鶏(くひな)なりけり」と詠まれているように、朝の到来を告げる「時告げ鳥」としても利用されていました。

「時告げ鳥」としての役目を終えた老鶏の肉を食べていたそうです。

アメリカでは、「風邪を引いた時にはチキンスープを飲むと治る」と一般的に言われています。

骨付きもも肉、玉ねぎ、セロリ、ニンニクを塩胡椒で下味をつけて炒めた後、水、さつまいも、カブ、ニンジン、パスタ、ローリエ、オレガノ等のハーブ類、小麦粉少々を鍋に入れ、骨離れがよくなるまでじっくりコトコト煮込んだスープを風邪の時に食べればすぐ治るのだとか。

日本で言うところの卵酒でしょうか?

機会があれば試してみるのもいいですね。

おっと、その前に風邪を引かなければなりませんが。

鶏肉料理で有名なフライドチキンと言えば、勿論、ケンタッキーフライドチキン。

カーネルが65歳の時にフランチャイズビジネスを始め、大成功を収めました。

日本の店舗を視察し、「自分の調理法を忠実に受け継いでいる」と褒めたとか。

因みに、カーネル立像が掛けている眼鏡は、度入りの本物の老眼鏡だそうですよ。

 

食材データ

種類:肉類
旬の季節:通年

主な効能

疲労回復
美肌、美髪効果
運動能力増強
骨粗鬆症予防

 

栄養成分

鶏もも肉鶏肉には「カルノシン」が豊富に含まれています。

「カルノシン」は、2つのアミノ酸(β-アラニンとL-ヒスチジン)が結合したイミダゾールペプチドの一種で、筋肉の瞬発力発揮に役立つ成分です。

「カルノシン」が筋肉中に多く含まれるほど、筋肉の出せる能力が向上します。

「カルノシン」は乳酸の生成を抑制して疲労を軽減し、活性酸素から体内細胞を保護し、疲労回復、運動能力向上、老化予防などに働きかけます。

加齢により、筋肉中の「カルノシン」量が減りますが、常に摂取を心がけることで、筋肉の持久力や運動能力向上、瞬発力を養う効果が期待できます。

鶏肉に含まれる「ビタミンK」は脂溶性のビタミンです。

出血を止める働きがあることから、「止血のビタミン」とも呼ばれます。

腸から吸収されたカルシウムが骨に沈着する手助けをすることから、骨粗鬆症の治療薬としても利用されています。

脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂れば吸収されやすくなり、炒め物などがお勧めの調理法です。

鶏肉には良質のタンパク質が豊富に含まれ、疲労回復にも効果的です。

手羽肉には「コラーゲン」が多く、積極的に食べることで、プルプルの美肌や艶々の美髪に導いてくれます。

鶏肉に含まれる「ビタミンA」が、皮膚や粘膜の健康維持、眼精疲労軽減などに働きかけます。

 

特徴

鶏のささみ購入の際、最も重要なことは「新鮮な物を選ぶ」ことです。

皮が黄色いものほど鮮度がよく、鶏肉の肉の表面が瑞々しく、綺麗なピンク色になっているものが良品です。

ですが、たとえ新鮮な肉でも食中毒原因菌に汚染されている場合が多く、生食には不向きです。

専門店で「刺身」、「たたき」等に調理されて供されることも多いですが、鶏の腸管などに常在しているカンピロバクター菌、サルモネラ菌に汚染されている場合は食中毒になる危険性が否めません。

 

種類

世界の鶏肉生産地は、アメリカ、中国、ブラジル、メキシコなどが挙げられます。

国内では、宮崎県、鹿児島県、青森県、北海道などです。

鶏の肉用種はブロイラーと総称されます。

大規模な鶏舎で飼育され、大型で成長速度の速い食肉用若鶏です。

白色コーニッシュ種の雄に白色プリマスロック種の雌を交配させたものがほとんどです。

鶏肉の部位は、胸肉、ささみ、もも肉、すね肉、手羽などに分けられます。

品種や飼育期間の条件付きで「名古屋コーチン」、「土佐地鶏」、「比内鶏」などがあります。

 

レシピ

唐揚げ

鶏肉の柔らかい食感が苦手な方も比較的食べやすい唐揚げ。

単体で食べるも良し、お弁当に入れたり、唐揚げカレーにしたりと活用の幅も広い。

カリッと揚げた熱々の唐揚げにレモン汁を搾って食べるのも美味しい。

但し、カロリーは高めのため、体重の気になる方は食べ過ぎに注意しよう。

若鶏のからあげ

 

酢鶏

酢豚の豚を鶏肉に替えたもの。

唐揚げした鶏肉に野菜や餡を絡めるのが一般的だが、カロリーが気になる方は唐揚げせずに作る方法も。

黒酢を使ったレシピが人気。

酢鶏

 

ケイニク【鶏肉】~カルノシンで筋肉を強く。ビタミンKで骨を強く~ まとめ

鶏肉に豊富に含まれる「カルノシン」が筋肉の瞬発力を高め、持久力や運動能力の向上に働きかけます。筋肉の若返りは、老化予防にもつながります。

また、「止血のビタミン」とも呼ばれる「ビタミンK」は、カルシウムが骨に沈着する手助けをしますので、骨粗鬆症予防に役立ちます。

「ビタミンA」や「コラーゲン」が美肌と美髪に働きかけます。

健康維持に役立つ鶏肉ですが、生食は避けましょう。

どんなに新鮮でも食中毒になる危険性があります。

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