ウナギの蒲焼夏バテと聞けば、ウナギ。

特に「ヤツメウナギを食べると目が良くなる」と聞いたことがありませんか?

その名称から、眼が8つあるウナギのようですが、眼は一対。

眼の後方に7対の呼吸器官があり、それが眼のように見えるので「ヤツメウナギ」と呼ばれています。

確かにウナギは、体にも目にも良い。

それは疑う余地がないのですが、コンスタントに食べ続けるには、かなりお値段が張ります。

アナゴとウナギと比べてしまえば、ウナギの方が全体的な栄養分は高いです。

ですが、ウナギに含まれる脂質の量は多く、更には高カロリーです。

「夏バテにはウナギが効く」のは周知の事実ですが、これは飽くまでも「夏バテになる前の予防として食べる」ことが前提なのです。

でも、夏バテになりかけている。

栄養分を補給しなければならないが、あまり食が進まない時に、「後口こってりのウナギ」を食べるのは少し負担に思いませんか?

そこで登場してくるのが庶民の味方、「アナゴ」です!

アナゴはウナギに比べ、低カロリー高タンパク。

アナゴ

脂肪分はウナギの半分値なので、「食べやすく上品な味わいで後口さっぱり、それでいて栄養分が豊富な白身魚」です。

脂溶性ビタミンを多く含んでおり、アナゴを一日100g食べれば、一日に必要なビタミンAを簡単に補うことができます。

ビタミンAは、眼精疲労の改善や、視力低下の防止に効果があります。

また、細胞が酸化するのを防ぐので、肌荒れの改善や、肌を美しく保ちたい方、アンチエイジングにもお勧めです。

 

食材データ

種類:魚類
旬の季節:

主な効能

夏バテ防止
視力低下予防
肌荒れの改善
眼精疲労改善
高血圧防止

 

栄養成分

アナゴ食用「アナゴ」を示す場合、正式名称は「マアナゴ」ですが、一般的には「アナゴ」で通ります。

アナゴの体の形状は細長い円筒形をしており、ウナギにとても良く似ています。

アナゴは、「ウナギ目アナゴ科」に属している魚類です。

背ビレ・尾ビレ・尻ビレが連続しており、腹ビレを欠くのが「ウナギ目」ですので、アナゴもウナギ同様、腹ビレはなく、背ビレ・尾ビレ・尻ビレが一続きになっています。

アナゴは塩分濃度が濃い場所を好み、基本的には浅い海の砂泥底で生息しているので「海ウナギ」とも呼ばれます。

体表には鱗がなく、ヌルヌルしています(ウナギには、皮下に小さな鱗があります)。

ヌルヌル成分はムコプロテイン(ムコ多糖質)で、アナゴもウナギと同様、血液と粘膜にタンパク毒を持っており、これが外敵から身を守る役割を果たしているといわれます。

アナゴとウナギの違いウナギは下顎が出ており、アナゴは上顎が出ているので、アゴを見ればウナギとアナゴを見分けることができます。

また、アナゴの方が眼が大きく、尾びれが尖っているのも特徴です。

ウナギの体表に模様はありませんが、アナゴには頭部と体に白い点が並んでいます。

カリウムの含有量が非常に豊富です。

カリウムはナトリウムと協力して、細胞内の浸透圧を保つ作用があり、高くなった血圧を下げてくれます。

また、筋肉の働きも良くします。

夏場に大量の汗をかき、それと共にカリウムが失われてしまうのが夏バテの原因の一つといわれていますので、アナゴを積極的に食べることで夏バテ予防の効果が期待できます。

(うなぎには負けますが)他の魚に比べ、ビタミンAビタミンEが豊富に含まれています。

アナゴ

ビタミンAは、目の健康にとって必須のビタミンで、体の皮膚や粘膜を守り、細胞の酸化を防いでくれます。

眼精疲労の改善や、目が乾くなどの症状の緩和、視力改善や肌質改善にも効果を発揮します。

細胞の酸化を防ぐ効果もあります。

老化防止対策に最適な食材と言えましょう。

前述しましたが、アナゴはウナギ同様、血液と粘膜にタンパク毒を持っています。

毒の含有量はごく僅かですが、ウナギ同様、アナゴの生食は避けるべきです。

加熱することで毒性は失われますので、捌いた後、かば焼きなどに調理すれば、とても美味です。

「ウナギが食べたいが、コレステロールが気になる」という方は、アナゴのかば焼きにウナギのタレを絡めれば、とても美味しく召し上がれます。

 

特徴

マアナゴ利用価値が高いのは「マアナゴ」、「クロアナゴ」です。

よく食されるマアナゴは上品でさっぱりとしているがコクがあり、大変美味しい魚です。

瀬戸内海産は特に美味とされています。

マアナゴの完全養殖は、ウナギと比較しても難しく、近年ではウナギと並んで珍重されている魚です。

そのため、地方の激安すし店で提供される「アナゴ」と称する魚は「ウミヘビ科のマルアナゴ」である可能性もあります(ウミヘビ科ですが、ヘビではなく海水魚として定義されています)。

 

種類

クロアナゴアナゴは、世界の熱帯~温帯域にかけて広く分布が見られます。

国内では、南日本を中心に、瀬戸内海などに多くのアナゴが生息しています。

朝鮮半島、東シナ海にも多くのアナゴ類が分布しています。

輸入国は、チリ、オーストラリア、韓国、中国です。

食卓に乗るアナゴでは、マアナゴクロアナゴの種類があります。

 

レシピ

アナゴ寿司

煮アナゴを更に炙って焦げ目をつけ、甘めの煮詰めをたっぷり塗ったアナゴ寿司。

ひとくちで頬張れば、柔らかなアナゴの身がほろっとほどけ、口の中でとろけます。

アナゴ寿司

 

アナゴの白焼き

アナゴの身をふっくらと焼き上げれば、香ばしくあっさりとしたアナゴの白焼きが楽しめます。

アナゴの白焼き

 

 

アナゴの天ぷら

アナゴは皮が厚いので火が通りにくく、大きなアナゴは皮がゴム状になって食感が悪くなります。

天ぷらにするなら小ぶりのアナゴ。

天ぷら用の小さいアナゴは、めそっこと呼ばれます。

小ぶりのアナゴを天ぷらにすれば、カリッとした衣の中に、ふっくらとしたアナゴの身が上品で、とても美味しく召し上がれます。

アナゴの天ぷら

 

アナゴ【穴子】~低カロリー高タンパク。夏バテ、眼精疲労に効果大~ まとめ

いかがでしたか?

低カロリー高タンパクという素晴らしい食材、アナゴ。

ダイエット中の方、コレステロール値が気になる方、高血圧気味な方、または筋トレ中の方にとっても、カロリーをあまり気にせずに食べられる格好のタンパク源だと言えましょう。

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